Français 現代フランス語・文学

190316-2【échange】かんたんフランス語覚え書き:「〜年ごと」「配布物」などを意味するフランス語

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このページでは、都内のカフェでフランス人に教えてもらったフランス語の内容を掲載します。フランスとフランス語への興味を持つきっかけになれば幸いです。

今日の話題

●「〜年ごと」を意味するフランス語

2年ごとの, 1年おきの
bisannuel,le
biennal,ale
 ex. la biennale de Veneise ヴェネツィアビエンナーレ
 ※女性名詞化しているケース

3年ごとの
trisannuel,le
 ex. fête trisannuelle 3年ごとの祭り
triennal,ale
 ex. exposition triennale トリエンナーレ

4年ごとの
quadriennal,ale
 ex. plan quadriennal 4か年計画

※フランス人の友人によれば、この表現はあまり使わないとのこと。普通は、tous les ... ans というらしい。

●「配布物」のいろいろと大きさ

複数のページからなる冊子
un (livre) broché  ペーパーバック、仮綴本

1枚でできている、いわゆる「びら」
un tract
un flyer
※A5またはA6程度の大きさのびら
un prospectus
※A4程度の大きさのびら

●講演会や討論会の壇上にいるひとたち

animateur, trice 集会などでの司会者
intervenant,e 討論などでの発言者

●外国語を日本語になおすひとたち

interprète 通訳 ※同時通訳などの現場で即座に訳す
traducteur, trice 翻訳者;言語変換器 ※ 静かな場所で辞書などを片手に

考察

●「年ごと」表現はどこまで?

「4年ごと」までは辞書にも乗っていますが、それ以降は何というのか気になります。5年ごとは pentagonalかと思ったのですが「5角形の」の意味になるようです。

ギリシャのアテネに古代ギリシア時代に建てられたパルテノン神殿というのがあります。この石材はペンテリコン山から切り出しているので、marbre pentéliqueと呼ばれています。5角形となにか関係あるのか気になります。

ちなみに、現在でも採石場跡は残っていて、ふつうに見学にいけます。大理石のかけらがそこかしこに落ちているので、ひろい放題でした。

大理石は薄くすると光を通すので、神々しさが感じられます。床とかに敷くより、光を通す壁などに使うほうが雰囲気が出ると思います。アメリカのイエール大学にある稀覯本図書館は、壁にオニックス onyx n.m. と呼ばれる縞模様の大理石が使われていて、幻想的な光に満ちた内部空間を生んでいます。

参考情報

BEINECKE RARE BOOK & MANUSCRIPT LIBRARY

https://beinecke.library.yale.edu/about/history-and-architecture

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